Yahoo!テックアカデミーのキャリアサポートを活用し夢だったエンジニアに!年収も150万円UP!
中学生時代からエンジニアの道を考えていた川中さん。過去に就職活動をしたものの、就職先が決まらず将来に対し不安があったといいます。Yahoo!テックアカデミーを受講し、生命保険会社のシステム開発を中心に行う企業のエンジニアとして就職しました。学習の進め方や就職活動についてお話を伺いました。
- 20代
- スキル習得
- 副業
- Webアプリ開発
- 転職の軸:学習したことを実務で活かすことができる仕事、今後エンジニアとして広く経験を積むことができる環境であること。
- 就職活動について:専門学校に通い就職活動を行ったものの就職先が決まらず将来に不安があった。専任のキャリアカウンセラーと100回以上メッセージのやり取りをし、職務経歴書や面接対策を念入りにおこなった。
- 就職先について:生命保険会社のシステム開発・保守をメイン事業とした企業で、システムエンジニアとして働くことが決定。
川中 隆史さん(25)
中学生の頃からエンジニアなどの技術職に興味を持つ。5年制の高等専門学校※(以下、高専)に入学するが、体調を崩し5年目に中退。その後専門学校に入学しコンピュータグラフィックを学んだ後に、エンジニア就職を目指しYahoo!テックアカデミーを受講。
※高度な専門知識や技術を学び、実践的な技術者・専門職を育成するための教育機関。
※尚、記事の内容はインタビュー当時の情報です。
中学生の頃からエンジニアになりたかった
ーー川中さんのご経歴について教えてください。小学生の頃からゲームが好きでコンピューターに慣れ親しんでいました。中学生になってからはコンピューター関連の仕事や技術職の道に進みたいと考えるようになり、高専に入学しました。
ーーかなり早い頃から技術職を意識されていたのですね。はい。中学生の友人の中には自分と同じような仕事を考えている人はいなかったですね。私の父が半導体の仕事に関わっていたということも、技術職という将来の選択肢を作るきっかけになったと思います。
ーー初めてプログラミングをされたのはいつですか。15歳の時です。中学生の時からプログラミングに興味があったので高専に入学する前に独学しました。今回Yahoo!テックアカデミーで学んだプログラミング言語とは異なりますが、C#、C++などについて学びました。無料のプログラミング学習ツールを使ったり、書籍を購入したりしました。
ーー高専ではどのようなことを学ばれましたか。主に電子・情報技術について学びました。高専の友人は、自分のようにコンピュータに興味を持っていたり、エンジニアを目指している人が多く、気が合う仲間ができて楽しかったです。ただ、最後の5年目に体調を崩し通学が難しくなったため中退してしまいました。中退後は地元のスーパーマーケットでアルバイトをしていました。
ーーそうだったのですね。就職活動はされましたか。高専を中退した後、コンピュータグラフィックの専門学校に入学し、就職活動を行ったのですが、なかなか就職先が決まりませんでした。将来に対して不安を感じ、悩んでいた時にニュースでYahoo!テックアカデミーを知りました。「エンジニアとして就職することができる最後のチャンスかもしれない」と思いエンジニアとして就職するため受講することに決めました。
毎日学習し、目安より約2ヶ月早く終了
ーー学習はいかがでしたか。全体的にやや難しい印象でしたが、プログラミングは高専の時に学習したことがあったのでスムーズに進みました。唯一サーバーやデータベース周りについては学習したことがなかったので、理解するのに苦労しました。
ーーどのように学習されましたか。毎日カリキュラムの1Lessonずつ学習することを習慣化していました。 学習しない日をなるべく作らないようにするため、あえてカリキュラムを一気に進めないように工夫していましたね。その結果、学習を開始してから2ヶ月目には学習を終えることができました。
ーー目安の学習期間よりも約2ヶ月早く学習を終えられたのですね。はい。カリキュラムが早く終わったので、就職活動を始める前まではカリキュラム外の自主開発にも取り組んでいました。学習したことを活かして、既存のSNSのクローンなどを作りました。
ーーYahoo!テックアカデミーの中で特によかった点を教えてください。
パーソナルメンターとのメンタリングが一番よかったです。これまでエンジニアの方と直接お話する機会がほとんどなかったので、現役エンジニアの方の話はとても新鮮でした。これから自身がエンジニアとして働く上で、エンジニアの働き方や考え方について現役の方から直接教えてもらえる機会があるのはありがたかったです。
また自身で調べる力もエンジニアになるためには重要だと考えており、カリキュラムでわからないことは基本的に自分で調べるようにしていました。どうしてもわからないことはメンタリングで相談し、その時間内に全て解消するようにしました。メンターの方にはカリキュラムでわからなかったことだけでなく、自主開発に関するアドバイスもいただきました。
元々データベースにあまり興味がありませんでしたが、学習を通じてデータベースの必要性を強く感じるようになりました。 またカリキュラム内の課題に対するメンターからのレビューを通じ、自身の苦手な分野についても知ることができました。苦手な分野については今後実務で経験を重ねて慣れていきたいと考えています。
キャリアカウンセラーと自分の強みや志望理由を見直した
ーー学習後の就職活動はいかがでしたか。生命保険会社のシステム開発・保守をメイン事業とした企業で、システムエンジニアとして働くことが決定しました。昔からの夢だったエンジニアになることができて嬉しいです。
ーーおめでとうございます。どのような軸で就職活動をされていましたか。2つの軸を決めており、1つ目は学習したことを実務で活かすことができる仕事、2つ目は今後エンジニアとして広く経験を積むことができる環境であるということです。
実際にジョインしてみたら面白いと感じることの方が多いと思うので、企業の規模や事業内容などで条件を絞り込むことはしませんでした。
とても満足しています。専任のキャリアカウンセラーの方とは、合計100回以上メッセージのやり取りをするほど頻繁に連絡していました。具体的には職務経歴書や志望動機の添削、企業からの質問に対する回答のチェック、面接のアドバイスなどをいただきました。
以前就職活動を行った際は第三者から書類の添削を今回ほど受けていなかったこともあり、書類選考の時点からハードルを感じていました。
今回はキャリアカウンセラーの方とこまめに相談しながら、自身の強みを上手く表現したり、企業側に働くイメージを持っていただけるような内容を盛り込んだ結果、4社書類通過することができました。
会社によって選考方法が様々でしたね。ただ面接をするだけでないことを知り驚きました。
例えば、書類通過した企業のうちの1社は、自身に関する質問を何点か受けていたのでそちらに文章で期日までに回答する必要がありました。もう1社はシステムのバグを探すという課題と、文章を読んで読解力を試すというテストがありました。
結果、4社中2社が次のステップに通過し、最終的に1社から内定をいただきました。
面接を通して、会社との相性の良さを感じました。
雑談ベースでお話することが多かったので、リラックスして臨むことができたように思います。最終面接では対面で社長とお話したのですが、冒頭から生成AIなどの新技術の話で盛り上がりました。また最終面接に同席していた社員へのコミュニケーションもいい意味で堅苦しさがなく、社内の風通しの良さを感じました。
クライアントに近い距離で、価値あるシステムを開発したい
ーー就職活動を振り返っていかがですか。
実際に企業の方と話してみないと、働くイメージも企業のことも完全に理解しきれないと感じました。会社として今後の展望や、研修内容など募集要項だけではキャッチアップできない点については特に面接で質問するようにしました。
あとオンラインの面接自体初めてだったのですが、オンラインならではのコミュニケーションの取り方に難しさを感じました。
入社後は2ヶ月間研修があります。研修後はチーム開発がメインで、生命保険の顧客システムを開発する予定です。基本的には毎日出社する働き方で、プロジェクト次第ではリモートで働くこともできます。
希望としては、今後クライアントに近い距離で仕事をしたいと考えています。なぜなら開発したシステムに対してのリアクションが得られる方が自身のモチベーションや、クライアントの理解にも繋がると考えているからです。
また日々金融や経済などのニュースを見ることが好きなので、そこから得られた多角的な視点を仕事にも活用したいと思っています。
スーパーマーケットのアルバイトで働いていた時よりも150万円ほどUPしました。両親や親戚に就職したことを報告したところ喜んでくれました。Yahoo!テックアカデミーを受講する前から私がエンジニアになることを応援してくれていたので、結果に繋げることができて嬉しいです。
ーー最後にYahoo!テックアカデミーの受講を検討されている方に向けてメッセージをお願いします。
技術全般が好きで興味がある方はいくらでも伸び代があると思います。
私はコンピューターが好きというところから興味が広がり、仕事にしたいと考えました。Yahoo!テックアカデミー以外にも、電気電子・情報プログラミング、コンピュータグラフィックなどを学習しましたが、全て自分の「やりたい!」という意思で学習を始めたからこそ、積極的に取り組むことができたのだと思います。自分は思い立ったらすぐに行動に移したいという性格なので、興味があればまずは学ぶようにしています。
今回エンジニアとして就職することができたのは、運もあると思いますが、受講前から「エンジニアとして就職をする」という強い目的意識があったことも大きかったと思います。ぜひご自身の意思を大切にしていただきたいです。